平素は大変お世話になっております。

この度、当院および当院職員を名乗る不審メール（なりすましメール）が発覚いたしました。

事実関係を調査いたしましたところ、当社のパソコンがマルウェアに感染していることが判明しました。

この影響により、当院と過去にメール連絡をさせていただいた医療機関並びに介護施設の皆様へ

不審メールが送信された可能性があることをお知らせいたします。

関係者の皆様には、多大なご迷惑とご心配をおかけいたしますことを、深くお詫び申し上げます。

本件の経緯及び今後の対応について、下記の通りご報告いたします。

記

1. 「概要」

当社パソコンが「Emotet（エモテット）」と想定されるウィルスが含まれる攻撃メールにて感染。

「Emotet」は近時感染が拡大しており、独立行政法人情報処理推進機構も注意喚起を行っているウィルスです。

特徴は、攻撃メールの受信者が過去にメールのやりとりをしたことのある、実在の相手の氏名、メールアドレス、メール内容等の一部が攻撃メールに悪用され、「正規のメールへの返信を装う」内容となっている点です。

【当院にて確認した不審なメールの一例】

※ 下記以外にも類似したパターンで発信されている可能性がありますので、十分にご注意ください。

差出人 ： 当院の職員名（ただし、メールアドレスは攻撃者が用意したメールアドレス）

件名　：　Fwd:  　等

添付ファイル ： xxxxxx.zip

メール本文の一例 ：　以下、メールの添付ファイルの解凍パスワードをお知らせします。

添付ファイル名：xxxxxx.zip

解凍パスワード：xxxxx（文字列数列表示）

2. 「不審メールを受け取られたお取引先様へのお願い」

メールの添付ファイルやメール文中の URL は開かないようにお願いします。

二次感染の恐れがあります。

3. 「現時点での状況」

現時点では不審メールに悪用された以外、本件を悪用した事例は報告されていません。

不審メールの発信は3月2日～となっており、メールの期間も含めお取り扱いにはご注意願います。

当院では、上記事態を重く受け止め、今後このような事態が発生しないよう、再発防止に向けて

個人情報、セキュリティの管理強化・徹底に努め、信頼回復に全力を尽くしてまいります。

クローバーホスピタル

事務長